医療関係者からの声 関口由紀 医学博士

大鵬薬品工業株式会社から関口由紀先生に依頼をし、いただいたコメントを編集して掲載しています。

デリケートゾーンの不快症状を訴える女性が増えています

最近、20代、30代の若い世代を含め、尿漏れやデリケートゾーンの不快症状を訴える女性が増えています。

尿漏れは骨盤底筋が弱ってしまうことが原因ですし、デリケートゾーンのにおいやムズムズ感は、膣内の細菌叢バランスが崩れることが一因です。
共に女性ホルモンの分泌量低下が関係している場合があります。

ストレスでホルモンバランスが崩れると腟を守る乳酸菌であるデーデルライン桿菌が少なくなり、膣内環境が悪化し雑菌が繁殖して膣炎等による不快感を生じることがあります。

デリケートゾーンの不快症状を訴える女性が増えています

膣内細菌叢の乱れは 早産や低出生体重児と関係が

特に妊婦の膣内細菌叢の乱れは早産や低出生体重児と関係があるとされており、女性ホルモンが低い状態が続く出産後とともに、予防的対応が望まれます。

膣内細菌叢の乱れは 早産や低出生体重児と関係が

妊婦さんも安心して摂ることができる乳酸菌

欧米では膣内の良好な環境維持に乳酸菌を経口で摂取する習慣があります。

Rosell-11& 52はヨーロッパで10年以上の販売実績があり、妊婦さんも安心して摂ることができる乳酸菌です。女性のセルフケアに寄与できるものと期待しています。

今回お話を伺った先生

口由紀 医学博士
関口由紀 医学博士

女性医療クリニックLUNAグループ理事長 / 横浜市立大学客員教授 / 女性医療ネットワーク理事 / 日本泌尿器科学会専門医・指導医。日本東洋医学会専門医・指導医 / 日本透析療法学会専門医 / 日本性機能学会専門医 / 日本排尿機能学会認定医 / 医学博士 / 経営学修士 2005年横浜元町女性医療クリニック・LUNAを開設。現在は女性医療クリニックLUNAグループの総帥として、横浜・大阪に4つの女性医療専門クリニックを展開し、世界標準の女性医療を目指している。